議会だより

2009年2月1日号 12月定例会一般質問要旨

1、「中心市街地の活性化に向けた今後の取り組みと電線地中化」について

質問
太田駅北口駅前広場の供用開始後の周辺整備について伺います
都市計画部長答弁 
平成22年度に旧太田駅北口広場の解体、造成、北口駅前商店街へアクセス道路に着手。パークアンドライドとして活用すると、東武鉄道より聞いております。
※パークアンドライド (英語:park and ride) とは、自宅から自家用車で最寄りの駅またはバス停まで行き、車を駐車させた後、バスや汽車等の公共交通機関を利用して都心部の目的地に向かうシステムのこと
質問
都市軸とも呼ばれていた金山城祉線と本町新井線をつなぐことにより金山を中心とした観光資源を生かす機会になるだけでなく、市民の安全安心の面からも必要な施策であると思う
市長答弁
この都市計画道路は区画整理事業で行うべきであるが、県にお願いして、県道として整備することも考えております。大変重要な道路であることを認識しています。
質問
安全安心や景観の面からも電線の地中化事業は進めるべきと思います。中心商店街やバーバンク通りなど中心部からの整備が望ましいと思いますが。いかがでしょうか?
都市整備部長答弁
来年度以降、西本町、本町、東本町地内の前橋・館林線と鳥山・龍舞線の新井町地内の補助要望を行っております。

2、「災害対策と災害時要援護者に対する支援策について」
質問
8/28・8/29の集中豪雨の被害状況、災害対策について伺います。「練馬豪雨」では1時間に131ミリでしたが本市の状況はどうでしたか?
市民生活部長答弁
2日間で189.5ミリで、最大1時間雨量は56ミリでした床上浸水が東本町で81棟、由良町で5棟、駐車中の車37台が水没しました。
質問
集中豪雨対策についてお伺い致します。
市民生活部長答弁
浸水被害防止のための排水対策を推進していきます。災害応急対応が図れるための体制を整え、携帯電話やパソコンなどにより災害に対する備えや対応策に万全を図ってまいります。
質問
鹿沼市で発生した道路冠水時車両が水没し死亡事故となってしまいましたが、太田市にも同様の場所はありますか?その対策は?
消防長答弁
台之郷町に2ヶ所、植木野町、藤阿久町、新田下田中町など5ヶ所あります。なお、危機管理体制については早期に初動体制を整えるようにしている。
質問
太田市に於ける要援護者の範囲と人数を伺いたい。
福祉こども部長答弁
要援護者は高齢者、障がい者、外国人、乳幼児、妊婦の中で重度の障がい者や介護度の高い高齢者の方を中心に想定しており、8,000~9,500人くらいと思われます。
質問
避難支援プランにかかる災害時要援護者対応マニュアルについては「いつ誰が誰とどのように安全を確保するのか?」が重要であるが?
福祉こども部長答弁
災害時要援護者対応マニュアルについて出来ています。
質問
用水路の堰に問題があって道路の冠水が生じたかもしれないと聞いているが、堰の管理マニュアルや自動開閉式の自動堰の検討をしていただきたい。
市長答弁
自動堰への改修を宝町から順次進める予定。
質問
要援護者の情報を集めた台帳が単なる紙では迅速な援助は出来ないと思う。デジタル管理(GISと言われる地図情報システム)地図上に要援護者の疾病、かか りつけ医など医療資源などが即座に表示され即座に把握され迅速な援助につなげられるシステムを採用されることを望みます。
市長答弁
大変良いシステムであると聞いている。全市をカバーするとなると費用面でかなりかかるかも知れないので、検討したい。
質問
災害時、情報が錯綜する中、正しい情報を発信できるよう、部署の垣根を越え対処しなければならない。いかに迅速に正しい情報を発信できるかが重要である。 しかも、単なる災害だけでなく、新型インフルエンザ、NBCテロ(核兵器、生物兵器、化学兵器、例えばサリンなど)も含め、危機管理体制の強化が必要かと 考えます。
市長答弁
災害時、各部署全体を掌握するところが必要かなと思います。大川議員の提案通り、来年3月の機構改革において「危機管理室」を創設したい。


県政・市政懇談会提出案件

東武鉄道新駅設置構想について
太田駅~細谷駅  1駅、  太田駅~三枚橋駅間  1駅

産学官連携に伴う一般財団法人の設立について
本年度中に「テクノプラザおおた」内に設置
地場産業に直結する新産業創出のための人材育成や先端技術の開発を目的に本年度末を目途に設置する。

少子化対策の推進について
① 妊婦健康診査費助成事業
第3子以降で受診票5回分交付のほか最大9回分(5,000円/健診1回あたり)を助成
② 出産祝金の支給
第3子以降の子供を出産した場合、10万円を支給
③ 保育園・幼稚園保育料助成
第3子以降の子どもの保育園・幼稚園の保育料を全額免除。
④ 小中学校就学助成
第3子以降の子どもが小・中学校に在学中の場合は、就学助成金として毎年6万円分の太田市金券を支給
⑤ 中学校医療費助成
第3子以降の子どもが中学校に在学中の場合は、全子対象の小学生外来医療費及び中学生入院費の無料化のほか、中学生の外来医療費を助成。

丸山交差点の改良整備
主要一般道足利市伊勢崎線と県道太田桐生線の交差点を改良する

世良田交差点の改良整備 国道354号と主要地方道伊勢崎深谷線の交差点を改良する

太田藪塚線の道路整備 太田大間々線バイパスの整備