活動報告

発達アンバランス症の傾向があっても芸術など特技を引き出せればいい

齋藤 弥雅さんの力作です。今は大学生だけど当時中学2年の齋藤さんとお母さん2人で初めて会ってから6年位経過しましたね。お母さんは当時から発達障害(私は星野仁彦先生の言う、発達アンバランス症と言ってます。LDや自閉スペクトラム症、ADHDなどをよく理解されてました)の傾向があると考えていたようです。あの時もお母さんの傍らでひたすらノートにデッサン描いてましたね!
最近、発達の隔たりがある人たちの中に、ピアニストやコーヒーのソムリエ、画家やイラストレーターなどその道でこだわりや能力のある人たちが活躍しているようです。そのテレビ報道が多くみられます。社会での受け入れが徐々に進んできているように思います。斎藤さんはじめ多くの方々の特技や能力を引き出すことこそ、重要になって来ていると思います。
行政は5歳児健診が予算面や関係職員、関係資格所持者の能力的キャパが未達で不可能ならば当事者のアンバランス部分を出来るだけ早い時期に教えてあげるべきです。大人になって発達障害に気づいた方々は「もっと早く知りたかった」という方が非常に多かったというデータがあります。アスペルガー症候群で母であり作家で社長のアズ直子先生の別冊で示されています。
特殊な能力を持っておられる皆さんはこれからも特技を活かして行けたら、きっと道は開けると思います。頑張って下さい。